Xが「X Numbers」を導入:Xユーザーに「電話番号」を提供し、直接DMや通話でやり取り可能に
自身のX Numberを有効化して連絡を取りたい相手に共有するだけで、相互フォローやメッセージリクエストの個別承認なしで、X Chat上で直接DMや音声・ビデオ通話ができるようになります。
Xは、DMや通話に使える「電話番号」のような連絡先をユーザーに提供する「X Numbers」を発表しました。機能を有効化して連絡を取りたい相手に番号を共有すれば、相互フォローを待ったり、事前にメッセージリクエストを送信したりすることなく、相手はX Chat上で直接連絡できるようになります。
ここでの「電話番号」というのは分かりやすい比喩表現です。これはX内部で利用される連絡用番号であり、ユーザー自身が有効化してChatでのDMや通話に利用します。公式デモでは、番号は「4桁-4桁」の数字形式で表示されています。
相互フォロー不要、メッセージは直接受信トレイへ
これまで、まだ繋がりのないXユーザー同士が連絡を取るには、まず相互フォローにするか、メッセージリクエストの中から相手を見つけ出す必要がありました。X Numbersはこの手順を番号の交換に変えます。相手に番号を伝え、相手がそれを入力すれば、すぐにチャットを始められます。
この機能の最大の利点は、見知らぬ人全員にDMを開放することなく、連絡を取りたい相手からのメッセージだけを受け取れる点です。 受信トレイが閉じられた設定になっていても、有効化された番号経由で届いたメッセージはメインの受信トレイに直接届き、リクエストを個別に承認する必要はありません。相手から通話を発信することも可能で、着信を受け入れるかどうかは自身の通話設定に従います。
すでにフォローしているユーザーや過去にチャットしたことがある相手、同じPremium BusinessまたはPremium Organizationのメンバーは、これまで通りの方法で連絡でき、番号を交換し直す必要はありません。もともとメッセージリクエストを許可している受信トレイであれば、引き続きリクエストを受け取ることも可能です。
自身の番号を発行する方法
- Chatを開き、案内に従ってChat PINを入力します。
- 受信トレイ上部のドロップダウンメニューをタップし、Numberを選択します。
- Enabledをオンにして、自身のX Numberを有効化します。
- Shareをタップして、連絡を取りたい相手に番号を共有します。
相手が連絡先画面でこの番号を入力すれば、メッセージを送信できるようになります。公式デモでは、番号を入力すると、相手にメッセージの送信や通話の発信が可能になった旨がチャット画面に表示されます。
番号は共有可能、いつでも再生成・変更可能
X Numberを有効にするかどうかはユーザー自身で選択できます。設定パネルにある各コントロールの役割は以下の通りです。
| コントロール | 用途 |
|---|---|
| Enabled | 番号による新規連絡の受付を有効または無効にする |
| Share | 現在の番号を他のユーザーに共有する |
| Refresh | 新しい番号を再生成する(旧番号を使った新規連絡は不可になる) |
| Hide from others | 既存のチャット相手に表示され得る番号を非表示にする |
番号は転送可能であり、現在有効な番号を持っている人であれば誰でも使用できるため、連絡を取りたい相手に絞って共有するのが適しています。もし意図しない範囲に広がってしまった場合は、番号を無効化するか再生成(リフレッシュ)できます。すでに開始されたチャットはそのまま保持されます。特定の相手からの連絡を停止したい場合は、相手をブロックしてください。
ビジネス商談・採用・イベント連絡など、事前の番号交換に活用
ビジネスの問い合わせや採用活動:協業の連絡や求職メールにX Numberを記載しておくことで、案件の相手が直接メインの受信トレイに届くようになり、相互フォローを待つ手間が省けます。特定の連絡のために、見知らぬ人全員からのDMを無条件に開放する必要もありません。
イベントでの一時的な連絡窓口:コミュニティイベントやオフライン交流会を主催・運営する際、参加者に番号を共有しておけば、直接連絡を取る窓口として便利です。イベント終了後は番号を再生成するか無効化すれば、その古い番号経由での新規連絡を遮断できます。
X Numbersは、Xユーザーにさらに直接的な連絡手段をもたらします。ユーザー名やフォロー関係だけでなく、番号を交換することで、Chat上での円滑なやり取りが可能になります。
